関西国際学園の理念は「国際社会に貢献できるリーダーの育成」です。
その土台となりうるのが「アイデンティティー」になります。
その一つが母国語である日本語の重要性です。
第一言語が発達することなく、第二言語だけが発達することはありません。
日本で生まれて、日本語環境の中で育ってきた子どもたちが、
第二言語である英語をマスターするためには、
まず母国語である日本語教育をしっかりとしていかなければ飛躍的な成長は望めません。
ここは他のインターナショナルスクールと大きく異なるところです。
次に、日本の歴史や古典など、日本人として世界中の人たちと渡り合っていくリーダーには、
生まれて育った日本独自の文化や習慣、またそれらが成り立ってきた歴史を学ぶことが重要です。
自分は日本人として、数千年の歴史の最先端の今を生きているのです。
日本の過去の出来事やそれらが起こってきた考え方を学ばずして日本人であることはできません。
リーダーとして、自分のルーツを学んでこそ、アイデンティティーは養成されると考えています。